東南アジア向け適性検査「PandaTest2」をリリース

~20,000名以上の受験データを活用し、測定精度・多言語対応・異文化適応性を強化~
Viecoi Co., Ltd.(本社:ベトナム・ホーチミン市)は、
東南アジアの企業向け適性検査サービス「PandaTest」の新バージョンとなる「PandaTest2」をリリースいたしました。
PandaTestは、採用候補者や既存社員の行動特性、組織適応傾向、職務志向性を可視化する適性検査として、
これまで東南アジアを中心に展開し、昨今増えている日本国内の外国人採用時の利用も含めて40,000人以上の受験実績を蓄積してきました。
近年、東南アジアの日系企業では、採用難や離職率の上昇に加え、多国籍組織におけるマネジメントの複雑化が進んでいます。
一方で、多くの適性検査は欧米または日本国内向けに設計されており、言語や文化が異なる環境で利用した際に、回答傾向や測定結果に影響が生じるケースも少なくありません。
こうした課題を背景に、PandaTest2では過去3年間に蓄積した20,000名の受験データを分析し、
質問設計・翻訳品質・評価体系・測定ロジックを全面的に見直しました。
心理測定学(Psychometrics)の考え方を取り入れながら、言語や文化の違いによる影響を抑え、
より個人差を適切に捉えられる適性検査へと進化しています。
PandaTest2の主なアップデート
1. 107問の質問を全面的に見直し
PandaTest2では、全107問の質問について再検証を実施しました。
過去の受験データを分析し、回答が特定の選択肢に偏りやすい質問や、評価項目との関連性が弱い質問を特定。質問文の改善、設問の再構成、一部設問の差し替えを行いました。
翻訳修正を含めると、約90%の質問に何らかの改善を加えています。
2. 多言語品質と異文化適応性の向上
PandaTestは、日本語、英語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、マレー語、ラオ語、ビルマ語に対応しています。
PandaTest2では、単なる翻訳品質の向上だけではなく、「各国の受験者が同じ心理特性を測定できるか」という観点から見直しを行いました。
具体的には、
・各言語の平均スコア比較
・設問ごとの回答分布分析
・バックトランスレーション(再翻訳)
・組織内の人材育成の知見を兼ね備えたネイティブによるレビュー
を実施し、言語間で意味が変化してしまう表現を修正しました。
また、文化的背景による解釈の違いを減らすため、抽象的な価値観を問う設問から、
実際の職場で起こりうる状況を想定したワークシチュエーション型の質問へと改善しています。
3. 個人差が表れやすい測定設計へ改善
PandaTest2では、過去の回答データを分析し、回答の偏りが大きい設問や、識別力の低い設問を見直しました。
その結果、従来版と比較して、受験者ごとの特徴や傾向がより明確に表れやすい設計となっています。
これにより、採用時の見極めだけでなく、配属や育成、マネジメントへの活用もしやすくなりました。
4. 心理測定学に基づく品質検証を実施
PandaTest2では、心理測定学(Psychometrics)の考え方に基づき、多角的な品質検証を実施しました。
具体的には、
・Cronbach’s Alphaによる内部一貫性の検証
・Item-Total Correlationによる設問ごとの識別力分析
・国別・言語別の回答傾向比較
・管理職層と一般社員層のスコア差異分析
・評価項目間の相関分析
・回答分布分析による天井効果・床効果の確認
・設問ごとの回答パターン分析
・評価項目定義の再設計
・バックトランスレーションによる翻訳検証
・ワークシチュエーション型設問への改良
などを実施しました。
さらに、20,000名以上の受験データを活用し、
・管理職と一般社員の違い
・組織適応との関連性
・評価項目間の構造的整合性
などを分析しながら質問設計を見直しています。
これらの取り組みにより、PandaTest2では信頼性・妥当性・異文化適応性の向上を実現しました。
PandaTest2が目指すもの
これまでの適性検査は、「採用時の合否判断」を主な目的として活用されることが一般的でした。
しかし、人材不足が深刻化する現在において重要なのは、「採用すること」だけではなく、「採用した人材が活躍し続けること」です。
PandaTestは、採用候補者の見極めだけでなく、
・どのような環境で力を発揮しやすいか
・どのようなマネジメントが有効か
・どのような仕事との相性が高いか
を可視化することで、採用・育成・定着・評価・抜擢を支援する
東南アジア版統合型人材データプラットフォームを目指しています。
今後もPandaTestは、東南アジアの企業における人材マネジメントの高度化と、
従業員一人ひとりのパフォーマンス発揮率向上に貢献してまいります。
PandaTestについて
PandaTestは、東南アジアの企業向けに提供される適性検査サービスです。
採用候補者および既存社員の行動特性、組織適応傾向、職務志向性を可視化し、採用・配置・育成・定着を支援します。
主な特徴
・累計受験者数40,000名以上
・東南アジアの日系企業を中心に累計120社以上導入
・日本語・英語・ベトナム語・タイ語・インドネシア語・中国語など多言語に対応
・採用だけでなく育成・配置・マネジメントにも活用可能
PandaTestは、「人材の能力」ではなく「人材が能力を発揮できる環境との相性」を可視化することを重視し、
東南アジア特有の組織課題に対応した適性検査サービスとして進化を続けています。






