製造業において設備が「止まっている時間」は損失です。

では、“人”は?

東南アジアの海外拠点で現地スタッフを管理する日本人マネージャーの皆様にとって
従業員のパフォーマンスを最大化することは最重要テーマでありながら、
どこか勘や経験に頼ってしまいがちなテーマです。

多くの企業では勤怠管理システムを導入し、
「出社したか」「残業したか」「欠勤がなかったか」といった出勤状況は把握できます。

しかし勤怠データで分かるのは社員が**物理的に“働いたか・働かなかったか”**だけであり、
「その社員が持ちうる力を十分に発揮していたか」までは見えてきません。

言い換えれば、“オフィスにいること”と、
“給与に見合ったパフォーマンスを発揮していること”別問題なのです。

発揮率の不足 = 会社の損失

製造業では、「稼働率」「停止時間の削減」が常識になっています。

OEE(総合設備効率)をKPIとして日々チェックし、どこで、なぜ、
何が原因で停止したのかを分析して改善サイクルを回す。
これは、工場経営において不可欠な文化です。

例として製造業を出しましたが、これはITでもサービスでもどのような業界でも当てはまる考え方です。

しかし、“人材”の稼働状態はどうでしょうか?

一規1,000USDの給与でも、発揮率70%なら、300USD分のパフォーマンスを失っています
10人いれば、毎月3,000USD、年間36,000USDの損失となります

まず大切なのは、『発揮率』の可視化です。
「本来の対価と実力の乖離額」を可視化し改善することが重要です。

・社員一人ひとりが、どのような環境で力を発揮するのか
・パフォーマンス発揮を阻害している要因は何なのか

これからは“発揮率”も勤怠と同じように
半年に1回はHRが可視化・チェックする時代となります。

これにより、人材マネジメントが大きく変わります
・部門ごと、個人ごとのパフォーマンス損失が見える
・「離職リスクが高いメンバー」や「パフォーマンス発揮阻害要因」が分かる
・空中戦になりがちな東南アジアでの人事評価面談で管理職が“人を見る”ための具体的な材料を持てる

PandaTestでは適性データとワークエンゲージメントデータ(やる気や没頭感の状態)を掛け合わせ、
“発揮率”を可視化できる仕組みを提供しています。

設備に対してやってきたことを、これからは“人”にも。
「発揮率の管理」こそ、東南アジア日系企業の次の一手です。

「人のパフォーマンス発揮率も設備と同じように、管理し、改善する」ことこそが、
我々日系企業の強みを活かせる方法ともいえます。

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