Viecoi Co., Ltd (Director: Anzai Akira)は2024年4月に、東南アジア圏を中心に展開しているオンライン適性検査PandaTestにおいて、台湾語版をリリースし台湾市場への展開開始をお知らせいたします。

PandaTestについて

PandaTestは面接では見抜きにくいポイントをデータで可視化する、ベトナム、タイ、インドネシアなどを中心とした東南アジア圏向けのオンライン適性検査です。この適性検査の最大の価値は、従来見落とされていた“組織の中で活躍できるか”を見極めることが可能な点です。

すべての項目にスコア(100点満点)を付けることによる可視化で長所・短所を特定し、面接判断や人材育成を効率的に進めることができます。つまり面接や履歴書では分かりにくい点を可視化することにより、人材見極めと組織のパフォーマンスを向上させることができます。
現在(2024年4月末時点)ではすでに4,000人以上の方がPandaTestを受験しており、業種業界問わずさまざまな企業様にご活用いただいております。

増加する日本での台湾人労働者・台湾への日系企業進出

台湾はアジアの中でも特に親日度が高い国です。その影響もあってか、令和2年から4年の外務省によって発表された「ビザ(査証)発給統計」によると、台湾人の就労ビザ所有者数は3年間で約53%増加し、現在も増加傾向にあります。
また、(令和4年10月1日)外務省が発表した「海外進出日系企業拠点数調査」によると、台湾に進出している日系企業数は1,502拠点ありアジア圏のなかでも比較的多い拠点数を記録しました。このように現在台湾と日本はビジネスの場において、より近く関わりあう機会が増えています。

文化の違いからくる認識のズレやミスマッチ

親日国とはいえ、社内において文化の違いからくる認識のズレやミスマッチが発生していることも事実です。
例えば、上下関係の認識の甘さです。これは台湾をはじめとする中国語をメインに使う中華圏は敬語など相手との距離を調整する言葉が少ないことも一因です。
日本では社内での各ポジションのヒエラルキー理解は必要であり、こういった点から認識のズレが生まれ業務を進めるにあたっての課題へと発展していきます。

また言語の違いからくるコミュニケーション不足も大きな課題です。台湾人労働者に限ったことではありませんが、“使う言葉の違い”や“言葉を使う際の感覚的違い”(例:日本独特の“空気を読む”という文化)が双方の相手への理解を難しくしています。

PandaTest、台湾語版をリリース

そのような状況の中で、正確に台湾人労働者を見極めていくためにPandaTestを台湾語で活用いただけます。すべての台湾語表記はネイティブのスタッフによって翻訳されており、“翻訳による意味のズレ”はありません。従来のPandaTestと同様に、PandaTest台湾語でも面接では見抜きにくいポイントをデータで可視化することができます。

この可視化により、入社前のミスマッチを防ぐ・相手への理解を深めることが可能になります。正確なコミュニケーションをとることが難しい場合でも、PandaTest の結果レポートを活用していただくことで、双方の円滑なコミュニケーションを発見し理解を深めていけるようになります。

また、台湾人労働者の見極めだけでなく採用活動を台湾人人事と行う場合でも、PandaTestが1つの共通指標となり、円滑に候補者判断の話し合いを進めることができます。“日本人人事と台湾人人事とでお互いに肌感覚で候補者を見極めるがゆえに、候補者を判断する議論が空中戦になってしまう”といった問題も、このPandaTestをご利用いただければ解決することが可能です。

リリース記念実施決定

最後に、PandaTest台湾語リリースを記念し、限定先着10社様の10名分の無料トライアルプレゼントを実施させていただきます。
この機会に“PandaTestで問題・課題を解決する“を実体験していただければと思います。ぜひ、お試しください。

参考文献
ビザ(査証)発給統計|外務省 (mofa.go.jp)
海外進出日系企業拠点数調査|外務省 (mofa.go.jp)